㈱ビーティフィック（本社大阪府大阪市、中西博文社長）は、近年美容クリニック、メディカルエステを中心に導入が進み「ノン・ニードル メソセラピー」として一般にも認知を高めつつあるエレクトロポレーション導入器の携帯版「イーポレーション・ポータブル」を４月末より発売する。

　同製品は、同社が一昨年、世界初の家庭用エレクトロポレーション導入器として開発・発売した「イーポレーション」（定価230,000円税抜）、「イーポレーション・メソ」（定価300,000円税抜）から成る「イーポレーション・シリーズ」の最下位機種となるもので、販売予定価格はシリーズ中最も安価な128,000円(税抜)。サイズはW148×D92×H38(㎜)、重量320g（電池含む）というコンパクトさで、携帯用ゲーム機並み。付属する専用ポーチに収納すれば、外出先・旅行にも携帯が可能だ。

標準仕様として1ポイントプローブが付属するが、オプションとして３ポイント及び９ポイントプローブも用意されており、小型ながら美顔から痩身まで多彩なトリートメントパターンの選択が可能となっている。

小型でより手軽な価格帯となった同製品には、専用の導入液も用意される。メディカルエステおよび医科向けに開発された「ＥＰエッセンスシリーズ」のコンセプトをそのままに、主成分の処方を1/2に調整し、一定の効果を保ちながらも低価格を実現した、ディフュージョンバージョン「ＥＰエッセンス・ハーフシリーズ」だ。

サクシノイルアテロコラーゲン配合で、即効性のある強いハリが実感できる「ＥＰエッセンスＳＡハーフ30ml」（価格14,000円税抜）、レチノイド様作用成分フコキサンチン配合で、しみ・かんぱん（表皮性色素沈着）の除去ができる「ＥＰエッセンスＦＸハーフ30ml」（価格18,000円税抜）、脂肪分解成分ホスファチジルコリン配合で、痛み・副作用の無い部分痩せができる「EPエッセンスＰＣハーフ50ml」（価格18,000円税抜）線維芽細胞成長因子ＦＧＦ-1配合で、真皮の再生促進とニキビ跡の改善ができる「バイオウルトラエッセンスハーフ30ml」（価格18,000円税抜）と用途に合わせた4種類がラインナップされる。

また、パールホワイトに塗装された本体ボディには、スワロフスキー社製高級クリスタルを使用したジュエル・デコレーションが施されている。過去に美容機器の装飾としてスワロフスキー・クリスタルが使用された前例はないため、この点において世界初の画期的なジュエル・エステマシンが誕生したといえる。

独自のエレクトロポレーション理論と、豊富な最先端成分を高濃度に処方した導入剤の併用による治験結果を日本抗老化医学会で学術発表するなど、市場を牽引する同社が開発した「イーポレーション・シリーズ」は、メディカルエステ・美容クリニックでの導入が進む業務用機「イーポレーション・プロフェッショナル」（サロン価950,000円税抜）を頂点に、新たに同製品がそのラインナップに加わることで、より広範囲なシーンに対応した布陣になった。

美容効果のみならず、デザイン・ビジュアル面をも追及した同製品は、国内エステルートにおけるサロン顧客への販売をベースとするが、早くも欧米への輸出も予定されているという。欧米生まれエレクトロポレーションマシンが、日本で進化を遂げ、世界のエレクトロポレーションマシンのスタンダードとなる日も近い将来やって来るのかも知れない。

なお、同社のエレクトロポレーション理論は【薬物投与装置及び薬物投与方法】として既に特許出願がなされている。